君は素知らぬ顔で(飛鳥井 千砂)

君は素知らぬ顔で

こんにちは

「君は素知らぬ顔で」って小説を読んだよ
最後まで読んで心がなんとなくふわっと前向きになれる小説だった

いや〜やっぱり読書はいいね(*´∀`*)
癒やされる♡

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本の内容

恋愛を通じて六人の若者が成長する姿を描く傑作!

Scean1 「斜め四十五度」・・・荒川奈央。女子高生。図書委員の先輩が気になる。

Scean2 「雨にも風にも」・・・千葉洋介。大学生。人と接するのが怖い。

Scean3 「桜前線」・・・平井。30歳、サラリーマン。はじめて浮気をしてしまった。

Scean4 「水色の空」・・・坂下純子。34歳、OL。女としての自信を覆す事件が?

Scean5 「今日の占い」・・・加藤由紀江。26歳。OL。気分屋の彼に違和感を持ち始める。

Last scean 「どこかで誰かに」・・・桜田。28歳。サラリーマン。妻の方が高給取りの格差婚生活を送っている。

引用元:Amazon内容紹介 君は素知らぬ顔で

感想

シーンごとに違う登場人物が出てくるから
短編みたいな感じなんだけど

全てのシーンで、女優の「ゆうちゃん」の人生が織り込まれて
ストーリーが進むから、それぞれのストーリーが折り重なって
一つの小説になってて面白かった

私たちもよくTVを見ながら
「この人の昔の感じは好きだったけど
最近何か強い感じになっちゃってあんまり好きじゃないんだよね」
とか芸能人に対して、やいのやいの言うじゃない?w

あんな感じで「ゆうちゃん」のことを
話の中に出てくる登場人物達が、やいのやいの言いながら
それぞれの生活が勝手に進んでいくんだけど
その感じがリアリティがすごいあるな〜って感じた。

あとはどの登場人物も思ったことを言えなくて
言えないことで日常のなんとなくのいざこざが起きるのも
ものすごいリアリティ。

夫婦間のすれ違った会話とか
友だち同士のなんとなくのぎこちなさとか
男女の友情の感じとか

みんなが体験してるであろうよくある日常が
描かれてる小説だったよ

これはなんとなくふわっとしてて春に読みたい感じの小説だね
よかったらぜひ

君は素知らぬ顔で
単行本

君は素知らぬ顔で
文庫本

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