この妊活の記録が誰かの妊娠のきっかけになりますように

この妊活の記録が誰かの妊娠のきっかけになりますように

結婚してまる9年間
子供が出来なくて
ずっと悩んでいたけど
 
結婚10年目の去年
スルッと”自然妊娠”できました
 
20代のときに
人工授精を10回以上繰り替えしてもできなかったのに
 
35才で
自然妊娠できたんです
 
 
あれからあっという間に
妊娠9ヶ月を迎え
 
赤ちゃんは
お腹でどんどん大きくなり
体は重たく
歩くのも一苦労
 
普通に出来ていたことが
出来なくなっていってる
 
 
でも。
 
お腹にわが子がいることが何より嬉しくて
これから会えるのも楽しみで
多少辛くてもわが子のため。頑張ろう!
そう思えています
 
 
でもでも。
 
 
欲を言えば
もう少し
早く妊娠したかった…
という想いがあります
 
 
出産はゴールではない
出産後からが
育児のスタート
 
育児をするにあたり
若くて体力がある方が
いいなって普通に思うし
自分が若ければ若いほど
子が成人してからも
行末を長く見届けることができる
 
 
で、ここ最近よく思うことが
 
この1年で知ったことを
できればもっと早くに知りたかった
ということ
 
そうすれば
もしかしたら
もっと早く妊娠できていたかもしれない
 
8年もの間
長く悩み続ける必要は
なかったかもしれない
 
 
だから
私のような想いを持つ人が少しでも減るように
私がここ1年で取り組んだことを
残しておこうと思います
 
もちろん
不妊の理由は人それぞれだから
私が妊娠した方法が
全員に当てはまらないことも分かってます
 
でも、
何かしらのきっかけくらいには
なるかもしれないかなって
 
というわけで
良かったら
お茶でも飲みながら
ゆったりした気持ちで読んでみてください
 

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20代で2年間不妊治療。それからは病院へは行かず自然妊娠を待ち望む日々

20代の時にひょんなきっかけで
不妊治療を始めることにしました
 
具体的には
最初の1年間はタイミング療法で
その後の1年間は人工授精
 
2年間続けていましたが
妊娠はできず
 
身体的・精神的な苦しさが
徐々に増していた時に
 
最後の人工授精で
お腹が痛くなり、検査入院したことで
病院に通うのを一切辞めました
 
そこから
不妊治療はしてなかったんですが
自然妊娠を夢見て
家で排卵日チェッカーを使いながら
タイミングをとってました
 
それでも
ずっと出来なくて
そろそろ病院行ったほうがいいのかな…
でも前みたいにお腹が痛くなるのは嫌だな…
と葛藤して悩んでいたときに
 
不妊治療をして出産した友人から
 
「20代の時とは体の状態が違うかもよ。
 治療うんぬんは置いといて
 まずは30代の今の自分が
 どんな状態かを知るために
 病院に行ってみたら?」
 
と背中を押してくれました
 
ともすれば
お節介かも…
ウザがられるかも…
と思うようなことを
私のためを思って言ってくれた
 
それがすごくありがたくて
友人の言うとおり
まずは自分の今の体の状態をチェックするために
病院に行くことにしました
 
 

原因が明確にはわからない不妊だった

病院に行き始めたのが2019年の10月
 
まずは検査
 
でも特に異常は見つからず…
明確な原因が分からない不妊でした
 
(20代のときも検査上は問題なく、
 なんとなく卵子の育ちが悪いから
 薬を使って大きくして、人工授精して…
 というのを繰り替えしてました)
 
 
ただ、以下2つは指摘されました
・卵子の数(AMH)
・甲状腺ホルモンの分泌量
 
まず卵子の数。
検査した時点(35歳)で
50代の平均くらいの数だよ
って言われました。
 
数が少ないと
それだけチャンスが少ないんだ…と思って
聞いた時は少しショックでしたが
数は、産まれた時点で決まってるから
増やしようがない
 
無いわけじゃないし
そういうものなんだと割り切ることにしました
 
 
次に甲状腺ホルモンの分泌量。
元気を出すためのホルモンらしいんですが
自分1人分を育てるくらいにはあるけど
子と私2人分を育てるのには足りない
と言われました。
病名としては橋本病。
このホルモンも生まれつきの傾向らしいんですが
 
・海藻類を食べない(昆布だしもNG)
・治療薬を飲む
ことで改善ができるということで
実践することにしました
 

人工授精を勧められる

病院に通いはじめた頃は
例によってタイミング法
 
でも3ヶ月を過ぎると、年齢的なこともあるのか
先生から人工授精を勧められるようになりました
 
ただ、20代のときに
何回人工授精をしても
妊娠できなかったのに
やる意味があるのか?と思い
拒んでいました
 
また、先生の排卵日の予想日が
大幅にずれていたり
薬の出す時期が本当にこれでいいの…?
と、疑問を抱くようになり…
 
「このまま、この病院で治療を続けて
 進展はあるのだろうか…
 かといって体外受精はコスト的にキツすぎるし
 確率も高いわけではないし…」
とぼんやり考えていた時
 
夫から
「前と同じことをやっても結果出る可能性は薄い気がする。
 体を作る意味で漢方やってみたら?」
と。
 
実は、病院に通う前に3ヶ月程度
会社の近くの漢方薬局に通っていたんですが
漢方の値段が高いことや、自身の転職等が重なり
行くのをやめてしまってました
 
でも、確かに
漢方を飲んでいた時期は
体の調子はなんとなく良かった気がするし
 
体の中から改善することで
卵子の育ちも
何かしら変わるかも…
 
そう思って
 
2020年4月から
不妊治療を中心に扱ってる
漢方薬局に通うことにしました
 

漢方は高い…でもわたしの体には合っていた

漢方薬局では
病院での検査結果を見てもらったり
舌や脈から、体の状態を見てもらって
お話しながら
私に合った漢方薬を処方してもらってました
 
でも、何より先生の
「大丈夫!」
という言葉で毎回励ましてもらっていて
漢方薬局を出るときには
元気をもらえてました
 
値段は毎月3万円以上かかっていたので
わが家の家計的には
だいぶ厳しかったですが…
 
漢方は私の体に合っていたようで
体の調子もなんとなく常に良い感じでした
 
また、先生から口酸っぱく言われていたのが
「寝なさい!」
ということ
 
なぜかというと
寝てる時間に卵子が大きくなるから
 
これ漢方薬局の先生に会うまで
知らなかったです…
 
実際、その頃は
12時〜1時に寝て
5時半〜6時に起きる
という生活をしていたので
完全に寝不足でした
 
やりたいことがたくさんあって
つい夜ふかしすることが多かったですが
卵子は寝てる間に育つという事実を知ってから
何よりも妊活優先!との想いで
11時までには寝るように心がけました
 

わたしは睡眠と漢方で妊娠できた

漢方薬局に行き始めてからも
病院へは通い続けていました
 
エコーで卵子の成長具合を見たかったのと
睡眠だけではなく、薬の力も借りて
少しでも卵子の育ちを良くしたかったためです
 
ただ、病院の先生が
通常、生理期間に出す薬を
排卵日近くに出すことに
疑問を感じていたので
 
(漢方薬局の先生が、
 「薬を出す時期が特殊だね」って教えてくれました)
 
2020年の6月
思い切って
「薬を生理期間に出してほしい」と
お願いし、出してもらうことにしました
 
生理期間に出してもらったことや
睡眠の効果もあってか
排卵日付近には
卵子は正常に大きくなり…
 
2020年7月に
妊娠検査薬で陽性を確認しました
 
毎日体温計で36.65度以上かを確かめて
高温が10日続いたタイミングで
満を持しての妊娠検査薬
 
高温期が続いていたから
確信はしていたものの
陽性が出た時は
ほっとしました…
 
 
漢方薬局に行き始めてから4ヶ月
無事に妊娠
 
わたしに足りていなかったのは
「睡眠」と「体を整える」ことだった
と分かりました

 

私達にとっては今がベストなタイミングだったのかもしれない

「睡眠」と「体を整える」ことで
妊娠に近づける
 
このことを
もっと早くに知っていれば…
と悔しく思います
 
ですが、
 
私達にとっては
夫婦として成熟してきた
「今」がベストなタイミングだったのかもしれません
 
病院に行くことを勧めてくれた友人
漢方を勧めてくれた夫
漢方薬局の先生
 
他にも
ファスティングを指導してくれた方の
おかげで体に良い食べ物を取り入れるように
意識が向くようになったり
 
転職先の方達が
仕事もプライベートも
親身になって相談に乗ってくれたおかげで
リラックスして仕事に取り組めたり
 
・・・
 
こんな風に、周りの方からの
アドバイスや優しさを頂けたタイミングが
ピタッと重なり合ったおかげで
妊娠できたので
 
私達にとっては
きっと今がベストタイミングだったんでしょう
 
 
お腹にわが子が来てからは
妊活時期が長かった割に
これからの出産・育児のことにばかり
目が向いていましたが
 
妊活時期を思い出して
少しずつ書き出していたら
 
自分が妊娠できたのは
自分だけの力ではなく
周りの方に助けられてだったんだなって
改めて気付かされました

 
ありがとう
本当に感謝しています
 
 
今度は私が返す番。
わたしが応援してもらったように
わたしも妊活中の方を
応援できたらなと思いました(*´ω`*)
 
 
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