体は覚えている。食事の記憶

ザ日本の洋食をいただきました

今日は母がわたしの誕生日を祝ってランチをおごってくれた(*´ω`*)
 
 
ランチの場所は「ザ・日本の洋食」といった感じの高級洋食店
 
 
そのお店は
母にとっては思い出のお店らしく
母が若かったときに接待で使ったり
わたしが小さいときに来たり(わたしは全く覚えてないけどw)
したお店だった
 
 
コースもなく、定食もなく
一品ずつ頼むスタイル
 
 
メニューを見てわたしは
 
「こんな高いものを食べていいんだろうか…
 母のお財布事情は大丈夫だろうか…」
 
と一瞬怖気づいた
 
 
けれど
 
メニューを見る母の顔はすごくうれしそうで
 
 
懐かしい思い出を感じながら
そのお店にいま娘と一緒にいれることを
うれしく思っているのかな…?
 
勝手ながら、そう感じた
 
 
だとしたら、せっかく連れてきてもらったのに
値段なんていうつまらないものにこだわって
この場を楽しめなかったら母にわるい
 
 
「連れてきてくれた母に感謝して、この場を存分に楽しもう」
 
 
と、考えを切り替えることができた
 
 
料理が運ばれてくるまでの間
母は、頼んだビーフシチューとメンチカツがどれだけおいしいかを熱く語り
わたしは、その話を聞いて期待がどんどん膨らんでいった
 
 
そして、
 
執事の方が運んできてくれた
そのビーフシチューとメンチカツは
母が話していた通り…いや、それ以上にすごくおいしくて
 
 
一口いただくたびに幸せな気持ちになれた
 
 
 

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頭では覚えていなくても、体の細胞が覚えている

小さいときに来たっていう事実をわたしは覚えていない
 
けれど
 
小さい頃から、こういうものを食べさせてもらっていたおかげで
体の奥の細胞には食事の記憶がインプットされていて
いま、いろんな食事を楽しめる人間になれたのかもしれない
 
 
どんなに大変なときでも、
食事だけはとにかく大切にして
いつもおいしいものを食べさせてくれた母
 
 
母が作る料理は全部おいしかったし
母が連れて行ってくれるごはん屋さんも全部おいしかった
 
 
いま考えると本当にありがたいことだ
 
 
食事を大切にする母のもとで育ったわたしは
この考え方を数珠つなぎしていく義務があるのかもしれない
 
 
ならば、子どもができたら、
母がわたしにしてくれたように、色んな食事を経験させていこう
 
 
いただいたご恩は返して、回していけるように
体も心もあったかくなる食事を子どもにも伝え続けていこう
そう思いました

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